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激走!ノルディックウォーキング!!

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本日のウォーキング部は、東京ノルディックフェスタへと参戦してまいりました。 4月から練習を積み重ねてきたノルディックウォーキング。 10km部門・5km部門。総勢40名で参加しました。 今日は絶好のウォーキング日和です。 たすく恒例の「エイ・エイ・オー!!」 たくさんの仲間が応援にかけつけてくれました。 隊列を組んで、一番を目指して突き進みます。 「前回よりも向上」、自己ベストを更新しました。 これからもウオーキング部では、「1番になる」、「前回よりも向上する」ことにこだわりながら、子ども達の挑戦を支え、ともに学びを深めるグループとして、活動を進めていきます。

互いに意見をぶつけ合うということ

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今日のTRYFULLの療育では、どの位置に水を置くのが、お客様にとって最善なのか?ということについて、話し合いをしました。 接客担当者の意見 お客さんの意見 客観的な立場でモニタリングしていた者の意見 それぞれの立場から自分の考えを表明し、ぶつけ合いました。 相手に自分の意見を適切に伝えることは、一見単純ですが、とても難しいことです。 さらに、相手の考え方を聴いて、自分の意見を修正し、互いに合意形成を図ることはもっとむずかしいことです。 このように、TRYFULLでは自己評価、他者評価、それのすり合わせといった活動を通じて、社会性の基礎となる力を養っています。 今日の療育ではまず、自分の意見を互いに表明しあうことにねらいをしぼって取り組みました。互いに言葉足らずではありますが、相手に自分の意見を伝えよう、わかってもらおうと必死に説明しようとするその姿から、彼らに芽生える他者意識を感じました。

主体的な生活を実現するためのスケジュールの活用を考える

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本日のTRYFULLは、保護者学習会を開催しました。 テーマは「スケジュール」 将来の自立と社会参加を実現するためには、 主体的な生活を実現するためのスケジュールの活用が欠かせません。 <スケジュールの活用チェック項目> ◇スケジュールを持っているか? ◇自分で予定を組み立てているか? ◇自分で携帯しているか? ◇自分で管理しているか? ◇時間を管理できるか? ◇活動を交渉してくるか? ◇毎日を楽しみにしている日課があるか? ◇曜日別や毎月楽しみにしている日課があるか? 発達障がいのある子ども達は、規則性のある予測可能な状況を必要としています。 そのためにも、その日や週に何が起こるのか、休暇中はどのように過ごすのか?といったことが、視覚的な概念としてわかっていると役立ちます。 スケジュールの活用は、ワーキングメモリーに不全のある彼らを支える必須のスキルです。 TRYFULLでは、子ども達の主体的な行動を支えるために、保護者の方々と協働して、一貫性と継続性のあるスケジュール指導を進めていきます。

一人ひとりに応じるということ

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TRYFULLでは、モデル利用型学習という学習形態をとった学びの機会を提供しています。 モデル利用型学習とは、周囲の他者の振る舞いをお互いに参照し合いながら行う学習の形態のことを指します。したがって、机上で向き合って行う個人別の課題学習とは、雰囲気が異なります。しかしながら、個に応じないかといったらそうではありません。 「徹底的に個の学習スタイルに応じた学びを提供する」 TRYFULLの療育は、常にそのような想いで行っています。

イライラを解決したい!! 解決方法を教えるその前に・・・。

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イライラする!!  誰だって、イライラすることはありますよね。 学校生活や職場でも、ついついイライラしてしまうことがあるものです。 行事続きで疲れた子がいたTRYFULLでは、イライラ解消の話し合いを行いました。 まずは、客観的に自分がどのような言動・思考をしているかを考えます。 解消方法を探す前に、自分がイライラしていることに気づいていますか? イライラしているとき、あなたはどんな様子になりますか? 貧乏ゆすりが多くなる? ペンを回し始める? 「はぁー」と、ため息が増える? 「イヤー」と、叫びたくなる? 「あー」「はいはい」と、物事に対し、なげやりになる? 写真のように、TRYFULLメンバーからは、たくさん答えが出ましたが、どれも一人で自分の行動を書き出せたわけではありません。 イライラしている状態を自分で認知するには、客観的に自分を見つめる必要があるので、とても難しいことなんです。 しかし、自分の言動を客観的に見つめられないと、自分に合う解決策や改善策を自ら考えることはできません。 TRYFULLでは、客観的に自分を認知していく力をつける支援をしています。 解消方法を探る時、まずは客観的に自分の状態を把握させてあげることが、自ら学習するためにはとても重要です。

10月18日(日)はたすくウォーキング部改め登山部です。

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記録会直前のウォーキングも終了し、次回のたすくウォーキング部は登山に挑戦します。10月18日に大山登山を企画中です! ただ登るのではなく、個人の課題にあった活動になるように、コースを2つに分けたり、事前学習のワークシートを作成したりと、黙々と企画は進行中です。

身体づくりの重要性 ー仕事として立つー

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身体を意識して立つって意外と難しいものなんです。 働くことを見据えているTRYFULLでは、ただ立てばいいというわけではありません。 片足加重の姿勢が崩れた状態で接客をする店員さんなんていません。 壁に寄りかかってお話をする店員さんなんていません。 両足を平等に地面につき、背筋を伸ばして、相手に正対して立つ。 体幹を保持し、正中軸を意識できないと難しい姿勢です。 仕事場面のほんの一部ですが、その一部が重要な職業準備スキルでもあります。 しかし、これが意外と難しい。 しっかり身体づくりに励み、療育をしてきた今だからこそ、身体を意識して立つことができるのです。 将来の自立と社会生活のためには、幼少期からの身体づくりが重要です。

個別の課題とウォーキング

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本日のたすくノルディックウォーキングは、前回に引き続き鎌倉−江ノ島コースでした。 タイムトライアルチームとチーム走に分かれ、江ノ電を追いかけるように海岸沿いを歩ききりました。 タイムトライアルチームはメキメキとタイムを伸ばしています。 とある子はポールのつき方を目で見て確認し、 また他の子はポールをどう動かしたらいいのかをポールから得られる感覚から意識し、 個人個人が自分の身体を意識しながら記録をだしました! チーム走では、チームの中でも特に前の人を意識し、フォームを重視して歩いています。 脇を締めてポールをつけているか、顔は前に向いているか、前の人のペースに合わせられるかなど、ポイントは多々ありますが、みんなそれぞれ課題を意識し、歩き切ることができました! さぁ、次の課題はなんでしょう? 次回のウォーキングも楽しみです。

ゴールから考えるからこそ、今何をなすべきかがわかる。

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本日TRYFULLは保護者学習会を開催しました。 TRYFULLでは、「子どものできることではなく、子どものやりたいことを実現する」ことを重視します。したがって、私たちは常に「何を実現したいか」ということから考えます。 ゴールから考えるからこそ、今何をなすべきかがわかる。 私たちはそうやって、ご本人やご家族と一緒に、これからもキャリアファンタジーを描き続けます。

自分の身体を、自分で感じるということ。

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本日のTRYFULLは、鎌倉-江ノ島コースにて、ノルディックウォーキングを実施致しました。シルバーウィークということもあり、鎌倉-江ノ島周辺は観光客の方でいっぱいでしたが、江ノ島までの海岸線を、今日も颯爽と駆け抜けました。 準備体操では、ボディイメージを意識した体操のプログラムを実施しました。 子ども達の中には、感覚統合機能の不全により、ボディイメージがうまく育っていないことによって、運動機能に困難さを抱えている方々が多くいます。 TRYFULLでは、これらの困難さを克服するために、自ら自分の身体を感じる(意識することができる)プログラムの開発と実施を進めていきます。

聴けるから読める。まずはしっかりと聴かせること。

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TRYFULLでは、発達障がいのある子ども達の言語技術を指導するために、繰り返し正しい日本語を読むということを重視しています。 まずは、本文をしっかりと指でなぞりながら、読み上げられた音を繰り返し復唱することから始めます。 側からみると一見シンプルなこの学習ですが、子ども達の熱心な取り組みが、彼らの言語技術力を確実に向上させています。

富士山・八ヶ岳に続け!!

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TRYFULLでは、現在登山のイベントを企画しています。 今年の夏は富士山、八ヶ岳と制覇してきました。 果たして次は…? イベントは10月の中旬を予定しています。 乞うご期待!!

やりたい仕事に就かせてあげたい!!

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子どものできることではなく、子どものやりたいことを実現する。 子ども達のもつ壮大な可能性に向かって、キャリアファンタジーをともに描く集団。 それがTRYFULLです!!

自ら自己を管理する、調整する力を育む

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本日のTRYFULLは、第二回体力測定会を実施しました。 将来の自立と社会参加のためには、単なる職業スキルだけでなく、職業準備スキルや生活スキルといったトータルなスキル指導が欠かせません。 特に、就労を維持するスキルとしての体力や健康管理の力というのは、なかなか焦点があてられない分野でありながらも、実はとても重要な指導項目でもあります。 TRYFULLでは、自分の体調を自分で管理するためのスキルを重視して指導を進めています。キーワードは”主体性”です。つまり、自ら自己を管理する、調整する力を育むということであります。 これらは「学習を支える学び」であり、J☆skepアプローチという、私たちのアプローチの最も根幹をなすものでもあります。

言語の扉を開く!!

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本日のTRYFULLの一場面です。 このようにTRYFULLでは、作業日誌などを通じて、徹底的に言語で思考する力(言語技術教育)ということにこだわって指導を進めています。 マイケルラター先生の言語認知障害者仮説や、テンプルグランディンさんの、「私は絵で考える」に代表されるように、発達障がいのある方々の中には、「言語的な思考」が苦手であるという特性をもっている方が多くいます。 私たちは、それらの特性や一人一人の学習スタイルに応じた学び方を追究することは、彼らに対するエチケットだと捉えています。その上でなお、彼らの一番苦手な「言語での思考」という扉をなんとかして開いてあげたい、そのような想いでこれらの実践を積み重ねています。 成果は着実に出ている実感があります。 これからも、彼らの言葉の扉を開くために、信念をもって指導を進めていきます。

近い将来の、明るい職業生活を夢見て

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  9月9日(水曜日)、TRYFULLでは、講師招聘キャリア教育研修を開催しました。 今回の講義はなんと、Maker’s Shirt 鎌倉本店様の店長さんにお越しいただき貴重なお話を伺わせていただ きました。 内容としては、実際にMaker’s Shirt 鎌倉様の新人教育で重視している内容を元に、企業理念に基づいたた接客、事務作業、具体的な職業上のスキルについて、実演を踏まえて丁寧に教えていただきました。 これらは、Maker’s Shirt 鎌倉様ならではということだけではなく、職業生活を遂行する際に、どの業種においても絶対に必要なスキルであるように感じました。冒頭で、「(職業生活において)まずは休まずに毎日出社することが何よりも大切」とおっしゃっていたことも印象的でした。このように、将来自立した職業生活を送るためには、単に職業スキルを磨くだけでなく、職業準備スキルや生活スキルを充実させることが大切であると、改めて実感しました。 TRUFULLでは今後、 Maker’s Shirt 鎌倉様と 協働しながら、子ども達が自立した職業生活を送るための職業スキル、職業準備スキル、生活スキルなどを学ぶためのプログラム開発を進めていきます。

自分の限界にTRY!!

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本日のTRYFULLは、たすくチャレンジウォーキングを実施しました。 11月に開催されるウォーキングフェスタへの参加を見据えたトレーニングを、今日から本格的に開始しました。 今日のテーマは、「ラップタイムを知ろう」です。 江ノ島までの約6km、自分たちがどのくらいのペースで歩くことができているのか?ベースラインとなる記録を測定しました。 トップグループは、1kmあたり10分のペースで歩き、トータル6kmの道のりを約60分で歩き切ることができました。 子ども達は真剣そのものです。 自分の限界を感じつつも、記録を伸ばしたい!くじけずに挑戦したい! そんなTRYに溢れる1日でした。 TRYFULLでは、コンディションの調整なども視野に入れた食生活の指導、健康管理の指導も行っていきます。 子どもたちが、「自分の限界を超えるためのTRY」を、これらからも全力で支えていきます。

生活の中に「休憩」を位置付けるために

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TRYFULLでは、「休憩」も働くためのスキルと同等に重視した指導を行っています。 ASDに代表される発達障害のある方々の特性のひとつに、「モノ・トラック」といって、一度始めた行動を簡単に別の行動に変更することが難しいという特性があります。 このような特性ゆえに、ASDの方々の中には、情報の意味づけが難しく、それほど重要でない情報にも注意を払い続ける状態が続き、どんな活動でも頑張りすぎてしまうことがある方がいます。そのため、「休憩する」ということを教えることは、彼らにとってとても機能的な目標と言えると考えています。 TRYFULLでは、子どもが好きな感覚を取り入れることができるセンソリーエリアを用意しています。子ども達が気持ちを落ち着け、再び次の活動へ戻っていけるように主体的に感覚を取り入れ、自ら感情(情動)をコントロールして、心理的に安定するためのエリアです。 求めている刺激は何か? 刺激を得て何分くらいで落ち着いたか? 自ら活動を切りあげることができたか? など これらの観察項目をしっかりと評価しながら、子ども達一人ひとりに応じた「休憩」のスキルを指導しています。

目標を自己管理する

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本日のTRYFULL、身体づくりの一場面です。 TRYFULLでは、前回の記録をもとに、今日の目標を本人が立てます。 本人が主体的に課題達成にむけて取り組む運動は、そうでない活動と比べて取り組む姿勢がまったく異なります。 このように、本人の言語的思考力をフル稼働させながら、目標を自己管理する主体的な取り組みを、これからも続けていきたいと考えています。 また先日、たすくグループ全体のスタッフと共に、八ヶ岳の硫黄岳に登ってきました。 八ヶ岳は自然の宝庫で、大自然の持つ豊かな生命力に身体も心も癒されました。 当日悪天候の予報が出ていましたが、奇跡的に天候にも恵まれ、全員が元気に登頂成功です。来年は是非、みなさんと一緒に登りたいと夢が膨らみました!! そのためには念入りな準備が必要です。 これを機に、今からじっくりと身体づくりを始めませんか?

地域貢献活動への参加を通して

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本日のTRYFULLは、地域貢献活動の一環として、Maker's Shirt 鎌倉さんの主催する「HAMABIKA」に参加してきました。 「HAMABIKA」とは、ずばり「浜美化」。日頃からお世話になっている土地に感謝の気持ちを込めて清掃活動を行おうという発想から生まれた活動であるそうです。 TRYFULLが重視する3つのスキルの「社会生活を豊かにするスキル」は、日常生活のスキルと社会生活に役立つスキルを身つけることをことを重視しています。 今回参加した「HAMABIKA」は、この「社会生活を豊かにするスキル」の習得を目的にした取り組みです。 今回のこの活動に参加してみて、切符を自分で買うためのスキル、車内で自分の荷物を膝の上に置いて持つスキルの重要性に気がつきました。一見日常生活の中で当たり前のようなスキルでありながら、実際には練習をしなければ身につかない大切なスキル。 TRYFULLでは、このような地域貢献活動に参加しながらも、三種の神器であるスケジュールの指導や移動スキルの指導を徹底して行っていきます。 Maker's Shirt 鎌倉の会長である、貞末良雄様と記念の一枚。