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地域生活をめざす青年期のアセスメント

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こんにちは、トライフルの神崎かおりです。 トライフルは、青年期の発達障害のある人たちの就労支援と生涯学習の場です。
先日,就労を目指す青年のアセスメントを実施しました。 ご本人の意向はもちろん、ご家族にもじっくりと話を伺い、
この先の5年、10年、20年を思い描きながら、現在の彼について理解するための一日です。

そして、生活スキル、職業準備スキル、職業スキルの3つの項目に関する課題に取り組みながら、
一日をとおしていかに主体的に課題解決と職務遂行できるかについて確認していきます。
その中で、彼は他者のモデルを参照する力が伸びてきていること、
ルーティンを生かすことによって安定したパフォーマンスを発揮できること、
視覚的な手がかりを使うことで指示理解や自分から発信する力が高まること、などが明らかになりました。 たくさんの強みがあります。
私たちは,ご家族と一緒に,その強みを捉え,関わる皆さんにお伝えし,地域生活にチャレンジしていきます。 失敗も沢山あるかもしれませんが、その時は本人と共に振り返って評価改善し、またトライするでしょう。
トライフルでは、企業実習にトライし、様々な経験の中で学びます。 彼も、その準備が整いました。いよいよです。


トライフルでは、2018年4月新入生および2019年4月新入生の実習の受け入れを行っています。
また、発達障害のある青年の職業体験や職場実習にご協力いただける企業様を募集しています。 ぜひ、お問い合わせください。
トライフル鎌倉
tryfull[a]tasuc.com ([a]を@に変えてください)

チャレンジドノルディックウォークフェスタ2018kamakura

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チャレンジドノルディックウォークフェスタ2018kamakura大盛況で終えました。 総勢110名の参加でした^ ^Twinpoleの「チームNAOMI」のみなさま。東京都ノルディックウォーク連盟の方々。人力車えびすやの車夫さんから地域の方々まで。遠方は埼玉県や静岡県から多くの方々に参加いただき盛り上げていただいたこと、感謝致します。


障がいを理由に、郊外にある施設で集団生活を強いられることはおかしい。だから地域のど真ん中を歩く。私たちは今後も、様々な方々と協働しながら、より地域にローカライズされた活動に特化した展開を進めることで、ノーマライゼーション社会の実現を目指します。


「職業人よりも、まず市民としての役割を果たす」を合言葉に、今回のイベントについてたすくスタッフは全員、ボランティア参加でした。みんなでよりよい社会、よりよい地域をつくっていきたいです。


<ずっと一緒だよ!たすく>

発達障がいのある人の健康維持〜歯の健康を守る

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こんにちは、トライフルの神崎かおりです。 トライフルは、青年期の発達障害のある人たちの就労支援と生涯学習の場です。

就労には、職業スキルを支える、職業準備スキルと生活スキルの確立が欠かせません。
生活習慣(ルーティン)を確立し、健康な体で、清潔な身だしなみを維持することは、
仕事ができる/できない以前にとても重要なことです。
そこで,過日、「発達障害のある人のための歯の健康」にした学習会を企画しました。 神奈川歯科大学附属病院にて障害者歯科を担当していらっしゃる石井先生と、
歯科衛生士の横山先生と一緒に計画して臨みました。
歯磨きの方法や習慣、そして定期的な受診の大切さについて、
実技や事例を交えて,歯の健康について考える時間となりました。





トライフルでは、ご家庭と連携して記録をとったり、
本人が手帳に日記をつけたりすることから、適切な生活習慣を身につけることをトレーニングしています。
新たに食習慣(特に歯の健康に影響するのは糖類の摂取)について、
今後も、地域の医療、教育、福祉、ビジネスなどの各分野で活躍している方々と学び合うネットワークを構築したいと考えています。次回開催は2月17日(土)です。
発達臨床懇話会事務局・トライフル鎌倉(担当:神崎)

記録シートを作成して調査・分析をしています。

私もペットボトルのコーヒー牛乳を飲むことが多いので、改めて見直してみる良い機会になりそうです。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

tryfull[a]tasuc.com ([a]を@に変えてください)

ASDの中高校生の学習支援は,計画が大事。

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土曜日の自立の学校は,朝から中高校生が集まってきます。

 自立の学校に通ってくる中高生は,全員が自分のスケジュール帳を持ち, 時間を確認しながら通ってくるようになっています。 たすく時代からの何度もバージョンアップを重ねてきた手帳です。 今日も,みんな定時の20~30分前に集まり,身仕度をととのえています。
 さて,今シーズン,注目していきたいのは,自分に合った学習計画を立てることです。 大まかな行動計画をスケジュールに組み込むことができるメンバーが, 次にトライするのは,目的を達成するように,その時間内の計画を立てることです。 ・自分に合った課題(質・量)を選択する ・自分に合った一回の学習時間を設定する ・自分に合ったリラックス方法を持っている ・自分に合った順番を組み立てる
今日は,ASDの中高校生たちの学習支援では, 「計画」をサポートすることを重視していきたいと思います。 じっくりと話し合い,意見を交わして,一人一人が 挑戦的,選択的に学習計画を組んで取り組んだ一日でした。
だから,自分で設定した課題が達成したとき, 「疲れた〜!!」「できた〜!!」と充実感のある言葉がこぼれていました。


湘南エリアの発達臨床懇話会,1/20(土)開催

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トライフルは,青年期の発達障がいのある人たちの就労支援と生涯学習の場です。
 1/20(土)発達臨床懇話会を開催いたします。
 トライフルは,鎌倉・湘南エリアを中心とした就労・医療・福祉・教育など,様々な分野の方々を話題提供者としてお迎えする「発達臨床懇話会」の事務局を担当しております。 発達臨床懇話会は,発達臨床に携わる地域の皆様との懇親の場です。
 1月例会は,話題提供に,神奈川歯科大学附属病院障害者歯科の石井裕美先生をお迎えし,発達障がいのある人の歯の健康リスクと対策について学び、参加者みんなで考える機会とします。お知り合いを誘って,お気軽にご参加ください。
【テーマ】発達障害のある人の歯の健康
【期 日】平成30年1月20日(土)14:00~16:00
【話題提供者】神奈川歯科大学附属病院障害者歯科 石井裕美先生 【内 容】話題提供60分,グループワーク45分 【場 所】鎌倉商工会議所(鎌倉市御成町17-29 JR鎌倉駅西口より直進徒歩3分) 【定 員】40名 【参加費】1500円    【申込先】tryfull@tasuc.com  コーディネーター:トライフル鎌倉  渡邊 倫

ASDの中高校生たちの学習支援

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冬休みに入り,自立の学校には,中高校生が集まってきます。 いつもの平日には顔を会わすことができないメンバーと一緒なので, やや気分も高揚気味の子ども達です。
 今日も,朝のGood&Newから始まりました。 24時間以内の出来事を振り返り,良かったことや新しい発見を共有するワークです。 前向きな思考になり,またみんなから承認の拍手をもらえることで一体感が高まります。 ・年末にスキーに行く計画を立てた ・宿題の工作を仕上げられた ・お母さんにお手伝いを褒められた ・部屋の掃除をしてきれいになった 等々 たくさん自己表現されました。
一方,話している相手に正対する,相づちを打つなど, 社会性の課題も見つかり,次回にお互いモデルを見せ合いたいと思います。
 学習プログラムでは,遂行コントロールへの配慮がポイントになります。 例えば,設定時間,課題量,ルール,手順など,一人一人に応じていきます。 このように実行機能をカバーする方略を持っていたり, それを実行する習慣化を図ったりすることが大切です。
 そのためにも,まずは「計画・動機づけ」。 活動目標と成果に対する報酬など,動機づけを意識したスケジュールを立てていきます。つまり, 「活動に対する構え」を自ら行う習慣です。 少しずつ,自分に適した計画を立てていくことを目指し, 計画-実行-整理のサイクルを繰り返していきます。

実習先での目標設定と自己管理への配慮

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トライフルは,ASD,LD,ADHD,PDDなどの発達障がいのある青年の生涯学習の場です。

 今回は,特別支援学校を卒業したばかりの表出言語の少ないASDのOさんと一緒に,
鎌倉VeryVeryBerry」に実習に行ってきました。

「鎌倉VeryVeryBerryは,ショコラボさんとご一緒させていただき,22〜25日までランドマークタワーのクリスマス催事に出店しています。
工房は,催事直前だったので,大忙しの一週間でした。

 Oさんとは,秋までの活動をとおして,
18才までに仕上がりきらなかった『一人で移動するスキル』を仕上げ,
また,相互交渉を確実に行えるように活動ごとの『表出性のコミュニケーション』の
行動レパートリーを充実させてきました。

 今回の実習は,通勤時間を考慮して,1日4時間の短時間から始めました。
工房の仕事では,包装されたケーキの箱詰め,商品タグの貼付などの
出荷作業を中心に従事しました。

 Oさんが集中して従事できるためのポイントは,
“目標設定数の共有”と“進行状況を自己管理すること”の2点です。
そのオリジナルの仕組みを持ち込んで実習に参加した結果,
役割分担された仕事に対して,一定の成果を残せたようです。

 しっかりと生産活動に従事するために,
私たちは,個々の強さを引き出す配慮事項を捉え,
彼自身が自分のものとして使いこなせることが重要だと感じた実習でした。
明日は,Oさんの仲間が,ランドマークで販売員として立っています。
たくさんお客様に買っていただけますように・・・。