2017年9月23日土曜日

鎌倉ベリーベリーベリーでの職場実習

トライフルは,中高校生以上の青年期の生涯学習の場です。

トライフルに通っている生徒達は,社会化体験を積んでいく段階にいます。
だから,できる限りソーシャルファームでの職場実習に参加しています。

今週は,鎌倉ベリーベリーベリーに参加してきました。

また,10月は,高校生の入学希望者が,現場体験実習にくる季節のため,
トライフルの事業に高校生たちが参加しています。


すると,当然ですが,自然な文脈の中で,
先輩たちが,後輩に仕事内容やポイントを教える場面が生まれます。


・どのような仕事か?
・その目的は何か?
・分担した仕事の結果が何につながるか?
・何を守らなければならないか?
・うまくいくコツは何か?


生徒達は,覚えていて簡単に伝えられる内容もあれば,
自分ではできていても,相手に伝える難しい内容もあります。


今週は,実習だけでなく,在校生にとってもたくさんの学びがありました。

学び合う姿は素晴らしい。





2017年9月9日土曜日

総合的に学びやりたい仕事に就く 〜ASDの青年期支援

 トライフルは,発達障がいのある青年の生涯学習の場です。

 発達に遅れがあったり,精神的な落ち込みがある人の雇用においては,
働いて離職してしまうなど,職場定着率の低さが以前から課題となっています。
 
豊かな生活を送り,人の役に立つ仕事をし続けるために,
私たちは,日常生活を自らマネジメントする力を付けることが先決だと考えています。

 例えば,睡眠不足による朝寝坊は,遅刻してしまうばかりでなく,
身支度が調わずに不潔な印象を相手に与えてしまったり,
朝食をとれずに体調不良になってしまったりします。
つまり,働き続けるには,生きる力(生活力)が欠かせません。

 また,働く意欲も大切な要素です。
仕事に向かう意欲(内発的動機づけ)は、
発達障がいのある方の療育支援のキーワードです。

 やりたい仕事に就くためにも、
様々な実習先を用意することで自分の可能性を広げ,
自分にとって必要な力や自ら振り返る力を育てて行きたい。
自分のやりたいことを考えたり、そのための経験を積んだりする機会が必要です。

「自分は何がしたいのか?」
「自分にとっての働く意味は何か?」

平成30年度新入生募集を開始しています。
総合的に学び、仕事に就くための特別支援型大学「トライフル」でお待ちしています。


(トライフル渡邊)


2017年9月2日土曜日

ASDの方々の職業生活と社会生活を考える

たすくグループでは,拠点教室のある地域の支援者の方々と懇親の場を創ります。
年8回,就労・医療・福祉・教育等の様々な分野の方をお招きして,一緒に学ぶ「発達臨床懇話会」を開催します。
この会は,発達につまづきのあるお子さんたちを地域で支えていくためのネットワークづくりも目的としています。
第3回目の発達臨床懇話会は,鎌倉・横浜・豊橋の3つの地域で,就労準備及び青年期の支援をテーマとします。
みなさんで,発達障がいのある人たちのキャリア教育を考えていきましょう。

開催日9月16日(土曜)14時~16時(各会場共通)

1)トライフル鎌倉
『働く大人の健康リスクとは?~発達障がいのある人の自立と健康について考える~』
 講師:日本発条健康保険組合保健師 山田理恵氏

 会場:鎌倉彫会館402室

2)TASUCよこはまセンター南
『成人期に向けて~大人になってからの暮らし・制度・就労~』
 講師:都筑区基幹相談支援センター 中谷麻奈氏・齋藤陽介氏
 会場:かけはし都筑多目的研修室

3)TASUC豊橋
地域で働く・暮らすための制度や取り組みについて知ろう』
 講師:東三河北部就業・生活支援センターウィル 藤田洋孝氏
 会場:豊橋商工会議所401会議室


(トライフル渡邊)



2017年8月12日土曜日

自分に適した計画を立てる〜ASDの学習スタイルを重視する

トライフルは,中学生・高校生・18才以上の青年が通う生涯学習の場です。

ニュースを見ると,8月11日(山の日)からお盆休みに入るところが多いようです。
確かに鎌倉市内も,昨日からさらに混み始めた印象です。

実は,トライフルのお盆休みの取り方が,今年変更されました。
昨年までは,一斉に教室を閉めてお盆休みを取っていましたが
今年は初めて「自己申請」をして休暇をとるようにしました。
公休とあわせて長期休暇をとるスケジュール調整するようにしたのです。
スタッフも,通ってくるメンバーも同じです。

だから,月初めに休暇を取ったあるスタッフは,
昨日旅行を終えてお土産を買って帰ってきたり,
逆に,今日から実家に帰省するメンバーがいたりしています。
『自分(や家族)に適した計画を立てる』ということを,
こうした機会からも学んでもらいたいと考えています。

シフト休暇と言うことは,教室は,いつも空いていると言うことになります。
だから,昨日も,今日も,元気に生徒達が通ってきています。
ここでも,まずは『計画を立てる』ことから始めまります。
・目標設定
・ご褒美の設定
・休憩時間の設定
・達成したい内容 等々

簡単そうでとても難しい。
一人一人の気になることや,動機づけのきっかけを理解して,
オリジナルのスケジュール管理を確立していくことが大切だと感じます。
日々繰り返す『計画を立てる』学習をとおして,

お盆休みなどの年間予定の計画を立てることにもつなげていきたいです。

2017年7月29日土曜日

8月5日開催:発達臨床懇話会のお知らせ

TRYFULLは,中学生・高校生・青年期のASDのメンバーの生涯学習の場です。

メンバーが生涯にわたって住み慣れた地域に暮らしていくためには、
安全安心の地域ネットワークが重要です。
私たちは地域に根ざす療育・教育機関として、学びあい支えあうような地域のネットワークをつくるため、「発達臨床懇話会」を開催しています。
年間を通して、社外から就労・医療・地域活動など、様々なテーマでご活躍の方々をお招きしてお話を伺います。

8月5日の第二回は、ダスキン雪ノ下の西田様をお招きして、お掃除の基礎からプロの仕事まで教えていただく予定です。

ぜひふるって、ご参加下さい。
お申し込みは、トライフルまで。

トライフル鎌倉 tryfull@tasuc.com / 0467-53-7370
(担当:神崎)


2017年7月21日金曜日

習慣化するまでサポートする〜ルーティンを生かす

 TRYFULLは,中学生・高校生・青年期のASDのメンバーの生涯学習の場です。

 私たちは,子ども達が,主体的な生活を送るため,またリスクを回避するために,
常に様々な活動場面における環境調整が大切にしています。
今回は,特に「ルーティン」を重視する視点で見直していきます。

 子ども達は,既に一定の流れが決まっている活動を,主体的に実行しています。
一方,完全に習慣化しきれていない活動や流れは,自ら実行しないときがあります。
(大人が手伝ってあげたり,促してあげたりしているはずです)

 たとえば,ある青年は,
トライフルに登校するときにスラックスに着替えたり,荷造りしたりすることは実行しています。
でも,7月から加わった空調管理と麦茶作りなどの活動は,はじめの10日間ほど促し等が必要でした。

新しいことを習慣化するまでの困難さは,私たちも同じです。

 私たちは,ご家族と共同して
子ども達が,ルーティンとして実行することをイメージして,
その活動が習慣化するまでサポートしていく。

つまり,望ましい流れ,新しい流れを習慣化するために,
私たちは,子どもと一緒に実行するのです。

さあ,専攻生はお盆休みまで活動が続きますが,
学生は,夏休みになります。

夏休みのルーティンを,どうやって構築するか?
この週末にしっかり準備をしていきたいと思います。



2017年7月16日日曜日

一人一人の心を育てる〜ASDの高校生たちと向き合う

 TRYFULLは,中学生・高校生・青年期のASDのメンバーの生涯学習の場です。

 この週末も,暑さに負けず通ってきて,身体づくりや共創学習に取り組みました。
土曜日・日曜日は,平日の個人別課題学習とは異なり,
モデル利用型学習で,大人や同世代の仲間(他者)を意識した活動が多くあります。

 みんな,自我の芽生えを迎え,アイデンティティを確立していく時期のメンバーです。
だから,他者との関わり合いの中で,気持ちを上手く言えなかったり,
一度盛り上がった感情を落ち着かせたりすることが苦手なこともあります。

 例えば,
ある高校生2年生は,「自分のやりたいことって何だろう?」と真剣な表情で話します。
また,ある高校生1年生は,「ちょっと暴言を吐いてしまったあとの
関係修復の仕方が分からず悶々と悩んでしまっていました。

みんな「自分とはこういうものだ」,「自分の存在意義は何か」という
心の成長にとって,とても重要なプロセスにいます。

 青年期の自信をつけて安定した自己を確立するまでの間,
不安な状態が続いたりあらゆる問題に対する心理的な葛藤が起こります。
そして,それは精神的な混乱状態やストレスとして表面化されるかもしれません。

だから,私たちは,ASDの青年たち一人一人にとって,
安心して質問したり,話したりできる人の存在を大切にしています。
そうした中で,自分の想いを話してみたり,まとめみたりする力を伸ばしていきます。

心を育てるための療育,支援をコツコツと続けていきたいです。




ずっと一緒だよ 
たすくグループ TRYFULL